去年放送されたアニメの中に、私が一番好きなのは、間違いなく今回の感想である「ソードアート・オンライン」(Sword Art Online、SAO)だと思います。私どれほどこの作品にはまっているのかと言えば、まあ、少なくともアニメだけで十数回以上も観ました。CLANNAD以来こんなに夢中になっているアニメは久しぶりです。
以前も言ったはずですが、このブログを始める前に私も一人のネトゲ廃人でした。多分このアニメから以前のことを思い出して、懐かしくてだんだん好きになるかも知れません。他のプレイヤーとの触れ合いとか、ギルドのメンバーが集まってクエストに挑むとか、そして最強を目指すために夜を日に継いでレベルを上げることです。オンラインゲームの醍醐味っていうのは、体験したことのある人しか知りませんね。
まあ、無駄話はさておき、SAOの感想についでですが、自分の一番面白いのはやはりアインクラッド編だと思います。以下長文ですが、誤字脱字や文法の間違いがあったらどうぞお許し下さい。
第3話「赤鼻のトナカイ」の中でサチを含めてまさか「夜月の黒猫団」のメンバーが全滅するなんて全然思わなかったです。サチまで死んだとは本当に胸が締め付けられることですが、最後彼女の言いたい事やっと以前の作った録音をクリスマスのプレゼントとしてキリトに伝えることが出来で本当に良かったと思います。感動しました。
第4話「黒の剣士」では私の気に入るストーリーの一つです。シリカちゃんの可愛さはもちろん、キリトが彼女を助ける時の演出や最後オレンジギルドであるロザリア達の戦いも見物です。要するに、主人公が誰も想像つかない強さでヒロインを助けるシーン本当にカッコイイと思います。ましてオンラインゲームの中で「俺のレベルは78、HPは14800。バトルヒーリングスキルによる自動回復が10妙で600ポイントだ。何時間攻撃しても俺は倒せないよ。」っていうセリフです。最高です。
少し残念なのは、シリカちゃんの出番は今回しかありません。本来私はSAOは迷宮を挑みながら仲間がだんだん集まって最終ボスまで至るという物語だと思いますが、全く別の話です。シリカちゃんとまた一緒に冒険したいなら、やっぱり「ソードアート・オンライン -インフィニティ・モーメント-」を買うしかありませんね。
第5話と第6話はアスナ回です。ストーリー上特に書きたい事はありませんが、まさかアスナが攻略の鬼になるとはちょっとビックリした。しかも料理も上手く出来るなんで…さすがメインヒロインですね。アスナがキリトを好きになるのは多分この事件を解決してからだと思います。
だって二人は墓の近くに立っていたグリセルダの亡霊に驚いた時、アスナがキリトの目に付いている涙に気づいたシーンもありました(第13話より)。きっと彼女はキリトはこの世界にいてもきちんと生きていることを知って、好きになるでしょう。
第7話「心の温度」も結構面白かったです。アスナの装備が変わった上、キリトとの付き合いも上手くやっているようですね。そしてリズベットの出番。まあ、正直に言うと、私はそばかすのある女性が好きじゃないんですが、彼女がアスナの気持ちを知って、自ら修羅場から抜け出すことに私は本当に見直しました。そして彼女とキリト二人がドラゴンの巣から出た時や、最後川の横にキリトに言った事を見て、私はどうしても彼女を放って置けません、リズとまた一緒に冒険したいなら、やっぱり「ソードアート・オンライン -インフィニティ・モーメント-」を買うしかありませんね。
第8話、第9話は私にとってアインクラッド編のクライマックスだ思います。ラグーラビットやアスナの料理については言うまでもなく、更に青眼の悪魔やソロの二刀流が見事です。特にキリトがボスを倒した時にステータス画面に映ったHPバーです。不覚にも私はネットゲームやりたい気分が湧いてきました。ちなみに、今回のクラインもなかなかいい演出です。「真の漢」と言っても過言ではないと思います。
そしてアスナ、あんなに締め付けるとキリトだけじゃなく私のHPもなくなります…が、本当の気持ちを、素直に打ち明けるのもいいですよね。
第10話「紅の殺意」では、ヒースクリフとのデュエルや、クラディールの謀殺でなかなか刺激的なストーリーが繰り広げられます。ヒースクリフと決着する前にチケット売り場の看板に書いてある「生ける伝説」に思わず笑いましたが、HPバーがイエローゾーンに陥ったことはないなんで、そんなの、むちゃくちゃです。(リーファ調)
それからアスナへの狂的な執着を持ってるクラディール。キリトのHPバーがなくなる寸前、さすが私もびびってしまいました。アスナが間に合って本当によかったです。
しかし、アスナがキリトの言葉に勘違いするのはともかく、その後どうしてアスナが裸ままでベットの上に寝ているんですか?私は見たんですよ、アスナのブラジャーに肩紐が付いています。したがって布団の中に隠れているアスナの姿きっと「穿いてない」と思います。いや、想像するだけで鼻血が出そう…
第11話から第13話の前半まで主に癒しタイムです。それに加えて最強のプレイヤーがゲーム内レベル低いプレイヤーの集まる場所に現れるその快感。まあ、これもオンラインゲームの魅力の一つですね。
そしてユイとの出会い。彼女の正体は一体どういうものなのかと思いつつ、まさかキリト達を打っ飛ばす90層クラスのモンスターを一撃で倒すとは、格好良すぎませんか?友人曰く:「この子はこの作品の中で一番重要な役割を果たす存在である。」と、私もそう思っています。
それにしても、キリトも凄いですね。ユイが消える前に彼女のプログラム本体をガーディナルから切り離してオブジェクト化するなんで、いや、これがハッカーレベルのユニークスキルじゃないですか?ある意味彼もゲームのバランスを超えていますね。まあ、何とかしないとアスナが悲しいから仕方ありませんね。
第13話の最後も私が好きな演出の一つです。プレイヤー達に一撃必殺の強さやとんでもないHPを持つボス「スカルリーパー」。そしてボスの前に立ち構えているキリトとアスナ二人の姿。BGMだけじゃなく戦闘のカットもとても良かったです。以前オンラインゲームやっていた時に何時間も費やすボス戦のことも思い出した。
そしてアインクラッド編の最終話。どう見ても茅場晶彦はわざと負けたんですが、真意は何でしょうか?本当に自分の作った世界の法則を超えるものを見ることが出来ただけですか?それとも?まあ、なにしろ空に浮かぶ城っていう話私も大好きです。
私の一番素晴らしいシーンなのは、キリトが光の欠片になって風と共に散っていく瞬間、画面に映っていたシリカやリズが何かに気づいたような表情です。アインクラッドの崩壊もなかなかいい光景です。何だが寂しくて切ない気持ちがしますね。キリトもアスナもそう思うんでしょう?一緒に過ごした場所がなくなっていくこと。
まあ、正直に言うと、私にとってアインクラッド編がこんな結末を迎えるなんで本当に物足りないんです。100層まで行けば良かったと思います。結局、やっぱり「ソードアート・オンライン -インフィニティ・モーメント-」を買うしかありませんね。
アインクラッド編の感想はここまで、ではまた次回。